減損
減損とは
固定資産は、その評価額が帳簿価額(取得価額-減価償却累計額)を上回るのが正常な状態とされているが、設備投資の失敗などで固定資産の収益性が低下し、評価額が帳簿価額を下回る(投資額を回収できない)場合がある。
こうした場合の固定資産の評価額の減少を「減損(固定資産の減損)」という。
減損会計とは
減損会計とは、固定資産に減損が生じた場合に、一定の条件で当該固定資産の投資額回収可能性を反映させるように帳簿価額を減額する会計処理のことである。
いわゆる会計ビッグバンの一環として導入された。
減損会計の趣旨
実際には価値のない固定資産が過大に計上されたままでは銀行の不良債権と同く企業の資産を適切に表現しているとは言えない。
そこで、固定資産の含み損を計上するために減損会計が導入された。
なお、類似の概念に減価償却があるが、減価償却制度は「収入・支出→収益・費用変換」(正確な損益計算)が目的である。
減損の仕訳例(帳簿記入・記帳法)
| 借方科目 | 金額 | 貸方科目 | 金額 |
|---|---|---|---|
| 減損損失 | ×××× |
建物 | ×××× |
【会計・経理・簿記用語集】のメニュー
- 青色申告と勘定科目
- 圧縮記帳
- 後入先出法(後入れ先出し法)
- 洗い替え方式
- 移動平均法
- 益金/損金
- オフバランス取引(オフバランスシート取引)
- 買入債務
- 会計年度
- 確定債務
- 貸付金
- 合併
- 仮勘定
- 関係法人株式等
- 勘定科目内訳明細書(勘定科目内訳書)
- 間接法
- 管理会計
- 機会原価
- 期間損益
- 企業会計
- キャッシュフロー
- 給与
- 許容勘定科目表
- 銀行勘定調整表
- 銀行取引停止処分
- 経費
- 原価法
- 減資
- 源泉徴収(源泉所得税、源泉税)
- 減損
- 小切手
- 個別法
- 最終仕入原価法
- 財務会計
- 先入先出法(先入れ先出し法)
- 先日付小切手
- 事業報告(事業報告書)
- 資本的支出/収益的支出
- 修正申告
- 出向
- 消費税
- 剰余金
- 仕訳
- 税効果会計
- 正常営業循環基準
- 生命保険料
- 総平均法
- 損害保険
- 棚卸(たな卸)
- 棚卸資産(たな卸資産)
- 直接法
- 積立金
- 低価法
- 値引・返品
- 売価還元法
- 引当金
- 費用・収益の見越・繰延
- 複式簿記
- 付随費用
- 平均原価法
- 法人税別表4
- 簿記
- 補助科目
- リース会計
- 利益処分
- 1年基準(ワン・イヤー・ルール)


