仕訳
仕訳とは
仕訳とは、すべての取引を借方・貸方という両面から記録していくための簿記技術・作業(ないしはその結果)のことで、会計・経理・簿記の最も基本となる技術ですが、仕訳という言葉に関連していくつか慣用的な(?)用語があります。
※『世界一感動する会計の本です』には、仕訳とは、「1つの取引について、自分(借方)と他人(貸方)の2つの情報を書くこと」で、いわば「ジャーナル・エントリー」「情報入力」であるとしています。分かりやすい説明だと思います。
ここではそうした用語をまとめてみました。
修正仕訳
例えば、現金の帳簿残高(現金勘定)と実際有高(手元の現金残高)が一致しない場合に使われるのが、現金過不足勘定(一時的な仮の勘定科目)です。
後日、原因が判明した場合に、適切な仕訳を行うことになるが、こうした仕訳を修正仕訳といいます。
訂正仕訳
訂正仕訳とは、間違った仕訳を訂正する仕訳をいいます。
実務上は、赤で二重線を引き、訂正しますが、簿記検定では、誤った仕訳はそのまま残しておいて、新たに仕訳を追加することで訂正します。
この場合、訂正仕訳の方法は、次の3つのステップを踏むことになります。
訂正仕訳の具体例
【例】売掛金を現金で回収した際、誤って買掛金勘定で処理してしまった。
| 借方科目 | 金額 | 貸方科目 | 金額 | |
|---|---|---|---|---|
| 誤った仕訳 | 現金 | ×××× |
買掛金(誤り) | ×××× |
| 逆仕訳 | 買掛金 | ×××× |
現金 | ×××× |
| 正しい仕訳 | 現金 | ×××× |
売掛金 | ×××× |
| 相殺 | 買掛金 | ×××× |
売掛金 | ×××× |
複合仕訳/単一仕訳
1対1の仕訳を単一仕訳、1対多または多対多の仕訳を複合仕訳といいます。
表現を変えると、単純仕訳とは、1行づつ仕訳をすることをいい、複合仕訳は、1つの取引について3つ以上の勘定科目を使ってまとめて仕訳をすることをいいます。
なお、仕訳は、全て単純仕訳で行うことができます。




