［経済］簿記勘定科目一覧表（用語集）

特殊商品売買

特殊商品売買とは

特殊商品売買の定義・意味

特殊商品売買とは、商品の引渡しと代金の受払いが同時に行われず、それぞれ独自の売上・仕入の計上基準や会計処理が採用される販売形態をいう。

例えば、一般的な売上の計上基準については、次のページなどを参照

売上高

認識基準―実現主義―販売基準（引渡基準）

なお、商品の引渡しと代金の受払い（掛けや内金などを含む）が同時に行われる販売形態を一般商品売買という。

特殊商品売買の種類・分類

特殊商品売買には、次のような種類がある。

特殊商品売買の種類・分類

種類	内容
予約販売	先に代金を受け取り、その後商品を引き渡す販売形態
未着品売買	現物の商品ではなく、商品を引き取る権利を売買する販売形態
委託販売	他人に依頼して商品の販売を行う販売形態
受託販売	他人から依頼されて商品の販売を行う販売形態
割賦販売	代金の回収が分割で行われる販売形態
試用販売	商品を一定期間試用してもらい、その後買い取るかどうかを決定してもらう販売形態