[経済]簿記勘定科目一覧表(用語集)

勘定科目を体系的に分類し、仕訳の仕方等を解説した会計の実務的マニュアルです。


積立金


積立金任意積立金)とは

積立金の定義・意味

積立金とは、法律の強制によらず、株主総会の決議により利益の一部を資本勘定として留保することをいう。

なお、資本の欠損補てんに備えるため法律で強制される積立金法定準備金といい、これには会社法上、資本準備金利益準備金とがある。

積立金の分類・種類

積立金は特定の目的を有するものと有しないもの等、次の3つに区分することができる。

  1. 特定の目的を有する積立金退職給与積立金、修繕積立金、退職積立金
  2. 特定の目的を有しない積立金別途積立金
  3. 法上の特例を利用するための積立金…圧縮積立金特別償却準備金減価償却

積立金引当金との違い

積立金引当金もともに将来発生することになる費用損失に備えるための内部留保である。

しかし、積立金は、利益処分過程で生じる資本勘定であるのに対し、引当金は、利益とは関係なく留保される負債(または評価勘定資産の控除項目))勘定である点で両者は異なる。



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