勘定科目全書として勘定科目を体系的に分類し、その取扱い・処理を解説・説明しています。仕訳の方法・仕方、会計ソフト(弥生会計などパソコン会計)など経理実務のわかりやすいマニュアルです。勘定科目内訳明細書の書き方・作成や青色申告など確定申告のための帳簿のつけ方から日商簿記・簿記検定試験(2級・3級)のための便覧として、辞書・辞典・事典代わりにお役立て下さい。

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普通預金

普通預金とは

普通預金勘定の定義・意味

普通預金とは、預金のうち、自由に資金の出し入れのできる預金で、金利・利息のつくものを管理するための勘定科目をいう。

 

普通預金の特色・特徴・役割

普通預金は、現金の出し入れが自由な有利息の預金で、キャッシュカードにより、CD機で引き出し・預け入れができるとともに、ATM機で振込みもできる。

また、自動引落としを利用すれば、各種の定期的な支払いにも便利である。

 

普通預金の目的・趣旨・機能

簡単に口座開設でき、財布代わり(日常的な出納)となるが、利息はわずかであるため、資金運用目的には不向きである。

 

普通預金の種類

総合口座

総合口座とは、一冊の通帳で普通預金とともに定期預金を預けることができ、自動振替などによって普通預金の残高が不足した場合、定期預金を担保に自動的に貸付が行われるものをいう。

 

決済用普通預金(ペイオフ)

決済用普通預金とは、預金保険制度により預金の全額が保護される普通預金をいう。

ただし、次の3つの要件を満たす必要がある。

  1. 無利息
  2. 決済サービスを提供できる( 例:自動引き落し、給与振り替え)
  3. 要求払いに対応している(預金者がその払い戻しをいつでも請求できる)

流動性の高い決済用の預金には、無利子のかわりに、金融機関が破綻しても全額保証するというものである。

 

その他の勘定科目との関係

当座預金

当座預金普通預金と同様、自由に預入れ・支払いができる預金であるが、無利子である。

また、手形小切手による支払いができる。

 

 

財務諸表における普通預金の表示区分と表示科目

貸借対照表資産流動資産現金預金

取引の記録では、当座預金普通預金というように種類別の勘定を用いるが、表示科目としてはまとめて「預金」となる。

 

 

普通預金の実務

複数の普通預金を利用している場合は、銀行口座ごとに、勘定科目を設定するか(○○銀行普通預金)、補助科目を使用する。