簿記勘定科目一覧表(用語集)

勘定科目全書として勘定科目を体系的に分類し、その取扱い・処理を解説・説明しています。仕訳の方法・仕方、会計ソフト(弥生会計などパソコン会計)など経理実務のお供に。青色申告など確定申告のための帳簿のつけ方から日商簿記・簿記検定試験(2級・3級)の便覧として辞書・辞典代わりにお役立て下さい。


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敷金

敷金とは

賃貸借契約に基づき支出した金銭で契約終了・解除の際に返還されるものを管理するための勘定科目。

差入保証金勘定を用いる場合もある。

原則として解約時に全額返却されるが、損害等があれば一部差し引いて返金される。

また、契約により、その一部が返済されない旨の定めがある場合もある。

なお、敷金保証金と呼ばれることもある。

 

敷金勘定勘定の会計・経理処理

契約により一部が返却されない場合は、未返却分を長期前払費用として償却(契約期間か5年間)する。

※税法上は、繰延資産とされている。

敷金勘定の仕訳例(帳簿記入・記帳法)

【例】
敷金保証金):200,000(うち返済されない部分80,000)
礼金 :50,000
前払家賃(2ヶ月分):100,000
前払共益費:10,000
火災保険料(2年分 掛捨):40,000
不動産仲介料:60,000

借方科目 金額 貸方科目 金額
敷金
120,000
現金
460,000
長期前払費用
80,000
   
繰延資産
50,000
   
賃借料
110,000
   
保険料
40,000
   
支払手数料
60,000
   

敷金差入保証金という勘定科目を用いてもよい。
敷金の返還されない部分が20万円であれば、その全額を支出時に支払手数料などの勘定科目を使用して費用(損金)処理することが認められている(法人税法施行令第134条)。
また、保険料については決算時に1年分の前払分を前払費用として繰り延べる必要がある。

 

敷金財務諸表における表示区分と表示科目

貸借対照表資産固定資産投資その他の資産敷金