簿記勘定科目一覧表(用語集)

勘定科目全書として勘定科目を体系的に分類し、その取扱い・処理を解説・説明しています。仕訳の方法・仕方、会計ソフト(弥生会計などパソコン会計)など経理実務のお供に。青色申告など確定申告のための帳簿のつけ方から日商簿記・簿記検定試験(2級・3級)の便覧として辞書・辞典代わりにお役立て下さい。


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新株式申込証拠金

新株式申込証拠金とは

実務上、出資者は、出資金の払込期日前に設定された申込期間中に(申込期日までに)、株式の発行価額全額に相当する申込証拠金(一種の手付金・予約金)を差し入れることになっている。

新株式申込証拠金とは、この申込証拠金が払い込まれた日から払込期日の前日、つまり、資本金としての効力が発生する日の前日までに、当該金額を管理するための勘定科目をいう。

 

なお、会社法により、募集株式の引受人は、会社が払込期日を定めた場合には、当該払込期日から株主となるとされている。

※「資本金としての効力が発生する」とは、これを出資者の側から見れば、「株主になる」ということである。

したがって、払込期日になると、新株式申込証拠金は、払込期日に、純資産の部(旧資本の部)に計上される(資本金に振り替える・払込金に充当される)ことになる。

 

新株式申込証拠金の科目属性

新株式申込証拠金は、申込期日までは、負債預り金)としての性格を有するが、申込期日を過ぎると、資本としての性格を有する。

 

 

新株式申込証拠金の会計・経理処理

仕訳の具体例(帳簿記入・記帳法)

申込証拠金が払い込まれたときの仕訳

新株式申込証拠金勘定の貸方に記帳するとともに、別段預金勘定の借方に記帳する。

この場合、別段預金勘定を使用するのは、通常の預金勘定とは異なり、会社が自由に使えるお金ではないので。

借方科目 金額 貸方科目 金額
別段預金
××××
新株式申込証拠金
××××

 

払込期日の仕訳

募集株式の引受人は、会社が払込期日を定めた場合には、当該払込期日から株主となるとされている。

したがって、払込期日に、新株式申込証拠金勘定から資本金勘定へ振り替えるとともに、別段預金勘定から当座預金勘定へ振り替える。

なお、会社法の下では、従来の「新株式払込金」は生じないので注意。

借方科目 金額 貸方科目 金額
新株式申込証拠金
××××
資本金
××××
当座預金
××××
別段預金
××××

 

 


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