勘定科目全書として勘定科目を体系的に分類し、その取扱い・処理を解説・説明しています。仕訳の方法・仕方、会計ソフト(弥生会計などパソコン会計)など経理実務のわかりやすいマニュアルです。勘定科目内訳明細書の書き方・作成や青色申告など確定申告のための帳簿のつけ方から日商簿記・簿記検定試験(2級・3級)のための便覧として、辞書・辞典・事典代わりにお役立て下さい。

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研究開発費

研究開発費とは

研究開発費勘定の定義・意味

研究開発費とは、次に掲げる費用を管理するための勘定科目をいう。

  1. 新技術や新製品の発見、発明を目的とした研究に支出する費用
  2. ソフトウェア製品マスターの研究開発に支出した費用

 

研究開発費勘定の経緯・歴史

従来、開発費試験研究費は会社の任意で繰延資産とすることができていた。

しかし、新技術や新製品の発見、発明に要する支出は必ずしも製品などに直接結びつく保証はなく、これを資産として計上することは妥当ではない。

そこで、研究開発費として新たに会計基準が設けられ、繰延資産よりはずされて、損益計算書販売費及び一般管理費に費用計上されることとなった。

 

研究開発費勘定の範囲・具体例

ソフトウェアの制作費

前述のとおり、研究開発費には、ソフトウェアの制作費も含まれる。

 

研修費用

営業や事務部門の研修費用やセミナー費用も研究開発費に含まれる。

 

 

研究開発費財務諸表における表示区分と表示科目

損益計算書経常損益の部>営業損益の部>販売費及び一般管理費研究開発費

 

 

研究開発費勘定の会計処理

研究開発費勘定に計上するタイミング

研究開発費は、すべて発生時に費用として処理しなければならない。

ただし、研究開発を外部委託する場合には、その成果が具体的になった時点で費用処理をし、それ以前の支払額については前渡金として処理する。