有価証券売却益
有価証券売却益とは
有価証券売却益勘定の定義・意味
有価証券売却益とは、流動資産に計上する売買目的で所有していた(市場性のある一時所有の)有価証券を売却した時に生じる利益(売却時の時価-取得時の時価)を管理するための勘定科目をいう。
売買目的有価証券売却益ともいう。
有価証券売却益の反対概念
売却に伴い損失が生じた場合には、有価証券売却損で処理する。
有価証券売却益の類似概念
投資有価証券売却益
投資目的で所有している(流動資産ではない)有価証券の売却に伴う利益は、投資有価証券売却益として特別利益に計上する。
有価証券売却益の財務諸表における表示区分と表示科目
損益計算書>経常損益の部>営業外損益の部>営業外収益>有価証券売却益
有価証券売却益勘定の会計・経理処理
利益(差額)の計算方法
取得原価の総金額(購入代価+付随費用)-売却金額の総金額
売却手数料の処理
有価証券の譲渡の際に要する証券会社などへの手数料は、有価証券売却益勘定に含めて処理をする。
有価証券売却益勘定の仕訳例(帳簿記入・記帳法)
【例】
株式を売却し、その利益を小切手で受け取った場合
| 借方科目 | 金額 | 貸方科目 | 金額 |
|---|---|---|---|
| 現金 | ×××× | 売買目的有価証券 | ×××× |
| 有価証券売却益 | ×××× |
有価証券売却益の消費税の課税・非課税・不課税・免税の区分
消費税の対象は、売却益や売却損自体ではなく、 売却(譲渡)代金である。
ただし、海外の株であれば不課税取引となる。

