簿記勘定科目一覧表(用語集)

勘定科目全書として勘定科目を体系的に分類し、その取扱い・処理を解説・説明しています。仕訳の方法・仕方、会計ソフト(弥生会計などパソコン会計)など経理実務のお供に。青色申告など確定申告のための帳簿のつけ方から日商簿記・簿記検定試験(2級・3級)の便覧として辞書・辞典代わりにお役立て下さい。


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損益計算書―費用―売上原価

売上原価とは

定義・意味

売上原価とは、商品製品の販売、サービスの提供など会社の主たる営業活動による収益獲得のために直接に要した原価(費用・経費)の合計金額をいう。

 

具体例

売上原価は業種によりその具体的内容が異なり、また売上原価勘定とは異なる科目を使用する場合もある。

販売業の場合

売上原価期首商品棚卸高+当期商品仕入高期末商品棚卸高

 

製造業の場合

売上原価期首製品棚卸高+当期製品製造原価期末製品棚卸

 

サービス業の場合

サービス業の場合には、サービス提供に対応する原価部分をいう。

 

建設業の場合

建設業は個別受注工事なので、期首および期末棚卸高という概念はない。

したがって、完成工事高に対する原価部分をいう。

なお、建設業では特に完成工事原価という科目を使用する。

 

 

売上原価に関係する概念

売上総利益

売上総利益とはいくら儲かっているのかを知るためのもっとも基本的な利益のことで、一般的には粗利と呼ばれることが多い。

売上総利益は次の式から求められる。

売上総利益売上高売上原価

 

売上原価に関係する指標

売上利益率

売上利益率とは売上に占める利益の割合のことで、この数値が高ければ高いほど経費をかけずに利益を上げることができたということになる。

売上総利益率ともいう。

売上利益率は次の式から求められる。

売上利益率売上総利益売上高

 

売上原価率

売上原価率とは売上に占める売上原価(費用 経費)の割合のことで、この数値が高ければ高いほど利益を上げるのに経費がかかったということになる。

売上原価率は次の式から求められる。

売上原価率売上原価売上高

 

損益計算書における表示

会社法(会社計算規則)では、売上原価は最低限その総額のみの表示をすれば足りるとされている。

 

 

売上原価の会計・経理処理

売上原価の仕訳例(帳簿記入・記帳法)

売上原価の仕訳の仕方については、下記のページを参照

簿記勘定科目一覧表(用語集): 商品