［経済］簿記勘定科目一覧表（用語集）

委託買付と受託買付

委託買付と受託買付とは

委託買付と受託買付の定義・意味

委託買付とは

委託買付とは、自社（自分）の商品の買い付けを他社（他人）に委託して行うことをいう。

委託買付勘定は、委託者が、受託者との間に発生した債権債務関係を管理するために用いる。

受託買付とは

受託買付とは、他社（他人）の商品の買い付けを委託されて行うことをいう。

受託買付勘定は、受託者が、委託者との間に発生した債権債務関係を管理するために用いる。

委託買付勘定と受託買付勘定の注意点

特に、委託買付・受託買付勘定を設定せず、前渡金、預り金などの勘定科目を用いて処理してもよい。

その他の勘定科目との関係

委託販売と受託販売

委託買付・受託買付は、委託販売・受託販売とパラレルの関係にある。

つまり、委託販売・受託販売が他人に、あるいは他人から、販売を委託する・委託されるのに対し、委託買付・受託買付は他人に、あるいは他人から、仕入れを委託する・委託されるものである。

会計・経理処理

委託買付勘定の会計・経理処理

商品到着に時間がかかる場合

委託者が仕入れた商品を発送した後、その到着までに時間がかかる場合には、未着品勘定を用いて処理をする。