[経済]簿記勘定科目一覧表(用語集)

勘定科目を体系的に分類し、仕訳の仕方等を解説した会計の実務的マニュアルです。


製造原価の形態別分類―経費―外注加工費


外注加工費とは

外注加工費の定義・意味など

外注加工費(がいちゅうかこうひ)とは、製造業や建設業で、材料供給して、製造工程や工事の一部を他の会社委託する場合の費用下請費下請工賃)・加工費加工賃))を処理する費用勘定をいう。

参考:駒井伸俊 『世界一使いやすい!勘定科目仕訳の事典』 秀和システム、2007年、188項。

他の勘定科目との関係

外注費業務委託費外注工賃

販売業(商業簿記)では、 外注費業務委託費外注工賃勘定を用いる。

外注加工費の位置づけ・体系(上位概念等)

直接経費

外注加工費は、製造原価(工事原価)のひとつである経費(工業簿記)に計上される。

そして、経費(工業簿記)は、直接経費と間接経費とに分類されるが、外注加工費はこのうち直接経費に区分される。

ただし、外注加工費は業態によっては大きなウェートを占めるため、材料費労務費経費(工業簿記)につぐ第4の原価要素として区分されることもある。



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  1. 原価
  2. 原価の構成要素―原価要素
  3. 原価の分類・種類―製造原価
  4. 製造原価の形態別分類―材料費(原材料費)
  5. 製造原価の形態別分類―労務費
  6. 製造原価の形態別分類―労務費―賃金
  7. 製造原価の形態別分類―経費(工業簿記)
  8. 製造原価の形態別分類―経費―外注加工費
  9. 製造原価の製品との関連における分類―製造直接費
  10. 製造原価の製品との関連における分類―製造間接費
  11. 原価の分類・種類―総原価
  12. 原価の分類・種類―標準原価
  13. 原価の分類・種類―実際原価

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