[経済]簿記勘定科目一覧表(用語集)

勘定科目を体系的に分類し、仕訳の仕方等を解説した会計の実務的マニュアルです。


金融政策―方法―公開市場操作―買いオペレーション(買いオペ)


買いオペレーションとは

買いオペレーションの定義・意味・意義

買いオペレーションとは、日本銀行が市中の金融機関から(つまり、市場を経由して)国債等を買うことをいう。

これにより民間に資が放出されることになる。

単に買いオペともいう。

買いオペレーションの趣旨・目的・役割・機能

金融緩和通貨残高マネーストック)増加

買いオペレーションは、不況(景気停滞)期に金融緩和を行って通貨残高マネーストック)を増加させるための手段のひとつである。

不況(景気停滞)期→金融緩和の必要→買いオペレーション→通貨残高増加

買いオペレーションの位置づけ・体系(上位概念)

公開市場操作

日本銀行が、市中の金融機関国債手形の売買等を行うことでハイパワードマネーマネタリーベースベースマネー)を直接的にコントロールし、もって通貨残高マネーストック)を間接的に調整することを公開市場操作という。

この公開市場操作には、次の2つの種類がある。

  1. 売りオペレーション売りオペ
  2. 買いオペレーション(買いオペ)

買いオペレーションと関係・関連する概念

間違いやすい概念
国債の日銀引き受け

国債の日銀引き受けとは、国が発行した国債日本銀行が国から直接購入することをいう。

財政法第5条により、国債の日銀引き受けは原則として禁止されている。



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