[経済]簿記勘定科目一覧表(用語集)

勘定科目を体系的に分類し、仕訳の仕方等を解説した会計の実務的マニュアルです。


貨幣・通貨(お金・カネ・マネー)―分類―邦貨―預金通貨


預金通貨とは

預金通貨の定義・意味・意義

預金通貨とは、貨幣通貨の一種として、民間金融機関市中銀行)に預けている、普通預金当座預金などの流動性の高い預金をいう。

預金通貨の別名

預金通貨は、要求払預金要求払い預金)ともいう。

預金通貨の特色・特徴

預金通貨は、口座振替普通預金の場合)や小切手の振出(当座預金の場合)により、現金と同様に支払手段として用いることができる。

また、預金口座からいつでも引き出して容易に現金化することもできる。

預金通貨の具体例

預金通貨には、具体的には、次のようなものがある。

預金通貨の位置づけ・体系(上位概念)

貨幣通貨)は次の2つに大別される。

現金通貨は、市中銀行預金口座に入ると、預金通貨になる。

逆に、預金通貨は、市中銀行預金口座から引き出されると、現金通貨になる。

預金通貨の役割・機能・働き

市中銀行は、預金準備率支払準備率)制度により、ハイパワードマネーを基礎にして信用創造を行い、預金通貨を新たに作り出すことができる(→マネー経済)。



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