［経済］簿記勘定科目一覧表（用語集）

金融―仕組み―リターン―利回り

利回りとは

利回りの定義・意味など

利回り（りまわり）とは、投資した元金（元本）に対する収益（＝リターン）の割合をいう。

つまり、元本を運用した結果生み出された収益の割合である。

年間の利回りで表示するのが一般的である。

投資信託などでは、特に騰落率という用語が使用される。

利回りと関係・関連する概念

類似概念・類義語

利回りと金利との違い

利回りの類似概念に金利がある。

金利は、銀行の預金など貯蓄性が高い資産についても使用される用語である。

これに対して、利回りは、特に投資性が高い資産について使用される用語である。

なお、次のページなども参照。

資産運用とは

また、金利は、単純に、元金（元本）に対する利子の割合をいう。

これに対して、利回りは、単利や複利といった金利の計算方法から収益にかかる経費・税金など、投資に係るさまざまな要素を考慮に入れたうえでの割合を意味する。

ただし、利回りを、名目利回り（表面利回り）と実質利回りに区別する場合があるが、この場合、前者は金利と同じになることもある。

利回りの目的・役割・意義・機能・作用など

利回りは投資対象（株式や債券などの金融商品、不動産など）の効率性を比較するために有用な概念である。