［経済］簿記勘定科目一覧表（用語集）

決算手続き―決算予備手続き―決算整理―決算整理事項

決算整理事項とは

決算整理事項の定義・意味・意義

決算整理事項とは、決算期（期末）に決算整理を必要とする事項をいう。

決算整理事項の別名

決算整理事項は、決算修正事項ともいう。

決算整理事項の具体例

決算整理事項として、決算期に決算整理（決算修正）を必要とする事項には次のようなものがある。

• 収入金額の整理
• 必要経費の整理
• 売上原価の算定
• 経過勘定項目関係
  
  • 費用の繰延
  • 費用の見越
  • 収益の繰延
  • 収益の見越
• 期末商品の評価
• 消耗品の整理
• 引当金の設定
  
  • 退職給付引当金の設定
  • 修繕引当金の設定
  • 貸倒引当金の設定
• 減価償却費の計上
• 営業権の償却
• 繰延資産の償却
• 有価証券の評価替え
  • 売買目的有価証券の評価替え
  • 満期保有目的債券の評価替え
• 社債関係
  
  • 社債の評価替え
  • 社債発行費の償却
  • 社債利息の見越計上
  • 社債利息の未払分の計上
• 現金過不足の整理
• 当座預金の修正
• 引出金の整理
• 税金関係
  
  • 法人税等の計上
  • 消費税の計上

その他、次の事項も決算整理の際に行う。

• 期中取引の会計処理の誤りに係る修正仕訳
• 期中取引の未処理事項の処理
• 仮払金の整理
• 仮受金の整理