[経済]簿記勘定科目一覧表(用語集)

勘定科目を体系的に分類し、仕訳の仕方等を解説した会計の実務的マニュアルです。


外壁塗装(壁の塗装・壁の塗り替え)


外壁塗装の会計簿記経理上の取り扱い

会計処理方法

使用する勘定科目・記帳の仕方等
修繕費

外壁塗装(壁の塗装・壁の塗り替え)に要した費用は、通常は収益的支出として修繕費勘定などの借方に記帳して費用計上する。

しかし、外壁塗装(壁の塗装・壁の塗り替え)が資本的支出に該当すると認められる場合には建物勘定資産計上したうえ減価償却費として長期間にわたり少しずつ費用処理していく必要がある。

ただし、収益的支出として修繕費勘定費用計上できるか、資本的支出として資産計上する必要があるかの区分判定が難しい場合がある。

そこで、法上は、形式基準として、以下のような場合には、修繕費に該当することを認めている(→詳細については資本的支出と収益的支出の区別基準のページを参考)。

  • 支出額が20万円未満の場合
  • おおむね3年以内の周期で修理や改良が行われている場合
  • 資本的支出であるか修繕費であるかが明らかでない額がある場合

取引の具体例と仕訳の仕方

収益的支出に該当する場合

取引

壁の塗装をし、その代銀行振込により支払った。

仕訳

借方科目
貸方科目
修繕費 ✕✕✕✕ 普通預金 ✕✕✕✕

外壁塗装の務・法・制上の取り扱い

消費税の課・非課・免・不課(対象外)の区分

課税取引

消費税法上、修繕費課税取引に該当し、仕入税額控除の対象となる。



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