決算整理―各論―期末商品の評価
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帳簿上の期末棚卸高を実際上の期末棚卸高に修正する期末商品の評価について取り扱う。内容としては①商品の数量の再評価(棚卸減耗の処理)と②商品の価値の再評価(商品評価損の処理)の2つの会計処理がある。
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期末商品の評価
期末商品の評価とは、決算時に決算整理事項のひとつとして、帳簿上の期末棚卸高を実際上の期末棚卸高に修正する会計処理をいう。期末商品の評価―期末商品棚卸高の算定
商品の売上原価を算定するには、期末商品棚卸高を算定することが必要になる。期末商品棚卸高は①期末の商品の数量の確定(実地棚卸)②期末の商品の価値の確定(棚卸資産の評価)の2段階の手続きによって算定される。そして、この実地棚卸と棚卸資産の評価の結果を棚卸表に記録する。期末商品の評価―期末商品棚卸高の算定―商品の数量の再評価―棚卸減耗
棚卸減耗とは、帳簿棚卸数量よりも実地棚卸数量のほうが少ない場合、この数量の減少分をいう。期末商品の評価―期末商品棚卸高の算定―商品の価値の再評価―商品評価損
商品評価損とは、期末において低価法を適用する場合に生じる商品の取得原価(帳簿価額)と時価との差額をいう。
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