［経済］簿記勘定科目一覧表（用語集）

金銭信託

金銭信託とは

金銭信託の定義・意味・意義

金銭信託とは、委託者が受託者へ信託財産として金銭を譲渡し、受託者は信託財産の運用によって生じた利益を受益者に配当するとともに、信託終了時には信託財産を金銭によって受益者に交付する信託をいう。

金銭信託の位置づけ・上位概念

金銭信託は、信託の一種である。

信託とは、「他人をして、一定の目的に従い財産の管理・処分をさせるため、その者に財産権を移すこと」（広辞苑）をいう。

この信託は、信託財産が金銭である金銭の信託と、金銭以外の信託とに大別される。

このうち、金銭の信託は、さらに、信託終了時に信託財産を金銭に換価して交付する金銭信託と、金銭に換価しないで交付する金銭信託以外の金銭の信託(金外信託)に分かれる。