[経済]簿記勘定科目一覧表(用語集)

勘定科目を体系的に分類し、仕訳の仕方等を解説した会計の実務的マニュアルです。


決算整理―各論―経過勘定項目


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当カテゴリのコンテンツは以下のとおりです。全 5 ページあります。

  1. 経過勘定(経過勘定項目・経過勘定等)

    経過勘定とは、継続して役務(サービス)の提供を受けたり行ったりするため、時間の経過につれて収益または費用になるもののうち、現金の収支の時期と損益計算上の損益認識の時期がずれたものがある場合、これを処理するための勘定科目(実在勘定。貸借対照表の勘定科目)をいう。
  2. 経過勘定項目―費用の繰延

    費用の繰延とは、当期に費用として支払った金額に次期以降の期間に対する費用が含まれている場合において費用法で会計処理をするとき、経過勘定項目(前払費用。資産)などを用いて当該費用を当期の費用から控除して次期以降に繰り延べる会計処理をいう。
  3. 経過勘定項目―費用の見越

    費用の見越とは、当期の費用として計上すべきであるが、次期以降に支払いを行うため、当期の費用として計上されない場合に、これを見越して経過勘定項目(未払費用。負債)を用いて当期の費用に計上する会計処理をいう。
  4. 経過勘定項目―収益の繰延

    収益の繰延とは、当期に収益として受け取った金額のなかに、次期以降の期間に対する収益が含まれている場合に、経過勘定項目(前受収益。負債)を用いてその次期以降の期間に対する収益を当期の収益から控除し、次期以降に繰り延べる会計処理をいう。
  5. 経過勘定項目―収益の見越

    収益の見越とは、当期の収益として計上すべきであるが、次期以降にその受取りを行うため、当期の収益として計上されない場合に、次期以降に受け取ることを見越して経過勘定項目(未収収益。資産)を用いて当期の収益に計上する会計処理をいう。



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