［経済］簿記勘定科目一覧表（用語集）

原価計算の分類・種類―実際原価計算―原価計算の手続き―製品別計算

製品別計算とは 【item cost accounting】

製品別計算の定義・意味・意義

原価計算とは、製造業において、製品の製造原価を計算することをいうが、原価計算の手続きは、大きく次の３段階に分かれる。

1. 費目別計算
2. 部門別計算
3. 製品別計算

このうち、製品別計算とは、費目別計算により分類・算出された直接費は当該製品に直課し、間接費は作業時間などを基準にして各製品に配賦し、製品ごとの製造原価を計算する手続きをいう。

製品別計算の位置づけ

前述のように、原価計算では、費目別、部門別、製品別の３つの段階について原価計算が行われるが、製品別計算は第三段階における計算の手続きである。

製品別計算の分類・種類

製品別計算は、次の３つに大別される。

1. 単純総合原価計算
2. 等級別総合原価計算
3. 組別総合原価計算