[経済]簿記勘定科目一覧表(用語集)

勘定科目を体系的に分類し、仕訳の仕方等を解説した会計の実務的マニュアルです。


帳票―帳簿(会計帳簿)


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当カテゴリのコンテンツは以下のとおりです。全 32 ページあります。

  1. 会計帳簿(帳簿)

    会計帳簿とは、会社の財産(資産・負債・資本)が増減する取引を、その原因(収益・費用)も含めてすべて記載した帳簿で、商法で規定されているものをいう。単に帳簿と呼ばれることもある。会計帳簿は貸借対照表や損益計算書といった決算書類の基礎となる。会計帳簿は、仕訳帳・総勘定元帳といった主要簿と、補助記入帳・補助元帳といった補助簿とに大別される。
  2. 主要簿

    主要簿とは、会社等が備え付けて記録しなければならない基本的な会計帳簿で、決算に必要な基礎資料となるものをいう。一般的には仕訳帳と総勘定元帳がこれにあたるとされている。
  3. 主要簿―仕訳帳(仕訳日記帳)

    仕訳帳とは、すべての会計取引の仕訳をその発生順(日付順)に記録するために、一定の様式を備えた帳簿をいう。ただし、実務では仕訳帳が使用されることはほとんどなく、代わりに伝票が使用されている。仕訳帳は会計帳簿のひとつとして総勘定元帳とともに主要簿を構成する。なお、帳簿(会計帳簿)と伝票を総称して帳票という。
  4. 主要簿―仕訳帳(仕訳日記帳)―帳簿会計

    帳簿会計とは 帳簿会計の定義・意味・意義 帳簿会計(ちょうぼかいけい)とは、仕訳帳を基礎とした会計取引の記録システムをいう。 なお、帳簿会計による場合の記帳の流れとしては、会計取引の仕訳を仕訳帳に記入...
  5. 主要簿―仕訳帳(仕訳日記帳)―帳簿会計―単一仕訳帳制

    単一仕訳帳制とは 単一仕訳帳制の定義・意味・意義 単一仕訳帳制とは、取引を主要簿(仕訳帳・総勘定元帳)に記録し、必要に応じて補助簿(補助記入帳・補助元帳)に記録する帳簿会計をいう。 具体的には、仕訳を...
  6. 主要簿―仕訳帳(仕訳日記帳)―帳簿会計―特殊仕訳帳制

    特殊仕訳帳制とは 特殊仕訳帳制の定義・意味・意義 特殊仕訳帳制とは、特殊仕訳帳を使用した帳簿会計をいう。 特殊仕訳帳制の位置づけ・体系(上位概念) 帳簿会計 仕訳帳を基礎とした会計取引の記録システムを...
  7. 主要簿―仕訳帳(仕訳日記帳)―帳簿会計―特殊仕訳帳制―特殊仕訳帳

    特殊仕訳帳とは  特殊仕訳帳の定義・意味・意義 特殊仕訳帳とは、現金出納帳などの補助記入帳に仕訳帳としての能力、すなわち元帳(総勘定元帳と補助元帳)への転記能力を付加し、補助記入帳からも元帳に転記を行...
  8. 主要簿―仕訳帳(仕訳日記帳)―帳簿会計―特殊仕訳帳制―普通仕訳帳

    普通仕訳帳とは  普通仕訳帳の定義・意味・意義 普通仕訳帳とは、特殊仕訳帳制において、特殊仕訳帳に対して従来の仕訳帳を指す用語である。 なお、形式・記入方法・転記方法は従来の仕訳帳と異ならないが、記帳...
  9. 主要簿―元帳

    元帳とは 【ledger】 元帳の定義・意味・意義 元帳とは、すべての会計取引を勘定科目別に、そして発生順に記録する帳簿をいう。   元帳の分類・種類 元帳には、総勘定元帳と補助元帳とがある。 元帳の...
  10. 主要簿―元帳―総勘定元帳

    総勘定元帳とは、勘定科目ごとに取引を記録する帳簿である元帳を分割して補助元帳を使用する場合、分割前の元帳(すべての元帳を1冊に閉じた帳簿)をいう。仕訳帳または会計伝票に記録された仕訳にもとづいて、総勘定元帳に各勘定科目ごとに増減を記録していく。総勘定元帳は、仕訳帳または会計伝票とともに主要簿を構成する。総勘定元帳のフォーマットには、標準式と残高式の2種類がある。また、学習上、標準式を簡略化したT字形式(T勘定)というものもある。
  11. 主要簿―元帳―総勘定元帳―書式―標準式

    標準式とは 標準式の定義・意味・意義 標準式(ひょうじゅんしき)とは、総勘定元帳の書式(フォーマット)のひとつで、借方(借方科目と借方金額)と貸方(貸方科目と貸方金額)とを左右に分けて記録するT字型の...
  12. 主要簿―元帳―総勘定元帳―書式―残高式

    残高式とは 残高式の定義・意味・意義 残高式(ざんだかしき)とは、総勘定元帳の書式(フォーマット)のひとつで、相手勘定科目とその金額及び残高を記録・計算するものをいう。 残高式の位置づけ・体系(上位概...
  13. 補助簿

    補助簿とは、帳簿組織において、主要簿(仕訳帳・総勘定元帳)を補助するために用いられる会計帳簿をいう。補助簿には、主要簿には記載することができない取引の明細を記録する。仕訳帳を補足する補助記入帳と総勘定元帳を補足する補助元帳とがある。
  14. 補助簿―補助記入帳

    補助記入帳とは、帳簿組織において、補助簿のひとつとして、仕訳帳や会計伝票に記載された現金取引や売上取引といった特定の取引について、その種類ごとに詳細を記録するための帳簿をいう。仕訳は主要簿である仕訳帳に記帳するとともに、特定の取引の明細を記録するための補助簿である補助元帳にも記帳する。補助記入帳は補助元帳とともに補助簿を構成する。補助記入帳には、①現金出納帳②当座預金出納帳③小口現金出納帳④売上帳⑤仕入帳⑥受取手形記入帳⑦支払手形記入帳などがある。
  15. 補助簿―補助記入帳―現金出納帳

    現金出納帳とは 現金出納帳の定義・意味・意義 現金出納帳とは、現金取引に関する収入・支出額とその内容、及び残高などを記録するための補助簿(補助記入帳)をいう。 現金出納帳の位置づけ・体系(上位概念) ...
  16. 補助簿―補助記入帳―当座預金出納帳

    当座預金出納帳とは 当座預金出納帳の定義・意味・意義 当座預金出納帳(とうざよきんすいとうちょう)とは、当座預金への預入・引出額とその内容、及び残高を記録するための補助簿(補助記入帳)をいう。 当座預...
  17. 補助簿―補助記入帳―小口現金出納帳

    小口現金出納帳とは 小口現金制度(小口現金システム)を採用している場合に、小口現金の管理のために、その入金と出金の収支明細(受入金額、支払金額、支払内容)を取引の発生順に記録する補助簿(補助記入帳)を...
  18. 補助簿―補助記入帳―売上帳

    売上帳とは 売上帳とは、商品の売上取引(値引、返品も含む)に関する内容、金額を、取引の発生順に詳細に記録するための補助簿(補助記入帳)をいう。 売上帳の基本的な様式・書式・フォーマット ...
  19. 補助簿―補助記入帳―仕入帳

    仕入帳とは 仕入帳とは、商品の仕入取引(値引、返品も含む)に関する内容、金額を、取引の発生順に詳細に記録するための補助簿(補助記入帳)をいう。 ...
  20. 補助簿―補助記入帳―受取手形記入帳(受取手形帳)

    受取手形記入帳とは 受取手形記入帳の定義・意味 受取手形記入帳とは、受取手形勘定で処理される取引について、受け取った手形の内容(手形債権の発生)やその顛末(手形債権の消滅)を詳細に記録するための補助簿...
  21. 補助簿―補助記入帳―支払手形記入帳(支払手形帳)

    支払手形記入帳とは 支払手形記入帳の定義・意味・意義 支払手形記入帳とは、支払手形勘定で処理される取引について、支払人となった手形の内容(手形債務の発生)やその支払状況(手形債務の消滅)を詳細に記録す...
  22. 補助簿―補助元帳

    補助元帳とは、帳簿組織において、補助簿のひとつとして、総勘定元帳の内容を補足し、特定の勘定科目の内訳などを明らかにするために、任意で記録する帳簿をいう。補助元帳を作成した場合、仕訳帳や会計伝票の転記を、総勘定元帳に加えて、補助元帳にも行わなければならないことになる。補助元帳は補助記入帳とともに補助簿を構成する。補助元帳には、①商品有高帳②売掛金元帳(得意先元帳)③買掛金元帳(仕入先元帳)④製品元帳⑤材料元帳⑥積送品元帳などがある。
  23. 補助簿―補助元帳―商品有高帳

    商品有高帳とは 商品有高帳の定義・意味 売上帳とは、商品の種類ごとに、商品の受け入れ(例えば、商品を仕入れた場合)と払い出し(例えば、売上げがあった場合)、そして、その残高を、取引の発生...
  24. 補助簿―補助元帳―売掛金元帳

    売掛金元帳とは 売掛金元帳の定義・意味・意義 売掛金元帳とは、売掛金を管理するために、得意先ごとの、売掛金の増減と残高を取引の発生順に詳細に記録する補助簿(補助元帳)をいう。   売掛金元帳の別名・別...
  25. 補助簿―補助元帳―買掛金元帳(仕入先元帳)

    買掛金元帳とは買掛金元帳の定義・意味・意義 買掛金元帳とは、買掛金を管理するために、仕入先ごとの、買掛金の増減と残高を取引の発生順に詳細に記録するための補助簿(補助元帳)である。買掛金元帳の趣旨・目的...
  26. 補助簿―補助元帳―材料元帳

    材料元帳とは 材料元帳の定義・意味 工業簿記において、材料の消費高は、消費単価と消費数量で算定する。 材料消費高(消費額)=消費単価(払出単価)×消費数量(払出数量) 参照 →材...
  27. 簡易帳簿―現金出納帳

    簡易帳簿における現金出納帳とは 簡易帳簿における現金出納帳の定義・意味・意義 簡易帳簿とは、簡易簿記で使用される、通常(複式簿記)の帳簿とは若干様式等が異なる帳簿をいうが、簡易帳簿における現金出納帳と...
  28. 簡易帳簿―経費帳

    経費帳とは 経費帳の定義・意味・意義 経費帳とは、簡易帳簿の一つとして、仕入以外の修繕費、地代家賃、税金、通信費、交通費、給料賃金、消耗品費などの必要費用を記入する帳簿をいう。 経費帳の位置づけ 青...
  29. 簡易帳簿―月別総括集計表

    月別総括集計表とは 月別総括集計表の定義・意味・意義 青色申告の届出をする場合、複式簿記で記帳することが原則とされているが、簿記の専門的知識がない場合などには、簡易簿記という簿記方式も選択することがで...
  30. 仕訳日計表

    仕訳日計表とは 合計試算表の一種で、1日に作成した伝票を集計するための表をいう。 一定期間(通常は1日)に作成した伝票の起票内容を、勘定科目ごとに集計した仕訳集計表を作成すること(これを毎日作成する場...
  31. 固定資産台帳

    固定資産台帳とは 固定資産台帳の定義・意味・意義 固定資産台帳とは、固定資産を、その取得から減価償却計算、そして、売却や除却といった処分に至るまで、その経緯を個々の資産ごとに管理するための補助簿をいう...
  32. 棚卸表(たな卸表)

    棚卸表とは、決算整理をする必要のある事項(=決算整理事項)をまとめた一覧表、または毎月・決算時に行う実地棚卸の結果を記載する一覧表をいう。



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