［経済］簿記勘定科目一覧表（用語集）

費用―販売管理費―さ行（さ－じむ）

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販売費及び一般管理費に属する勘定科目です。「さ」から「じむ」で始まるものを集めています。

当カテゴリのコンテンツは以下のとおりです。全 11 ページあります。

1. 雑給

   雑給とは、アルバイト・パートタイマー等臨時の従業員に対して支払った定期的な給料や諸手当を処理する費用勘定をいう。

2. 雑費

   雑費とは、販売費及び一般管理費に含まれる費用のうち、他のどの勘定科目にも当てはまらないものや一時的な費用（発生頻度が少なく臨時的な費用）で、重要性も高くない（金額が少額な）ため、特に科目を設ける必要のないものをまとめて処理する費用勘定をいう。

3. 資産維持費

   資産維持費とは、有形固定資産を維持するための費用を管理するための勘定科目をいう。

4. 下請費（下請工賃）

   下請費（下請工賃）を支払ったときは外注費（外注工賃）勘定などの借方に記帳して費用計上する。ただし、製造業や建設業などでは、外注加工費勘定を用いて製造原価や建設原価に計上する。

5. 支払運賃

   （複製）荷造発送費とは、得意先等へ商品・製品を販売するための荷造と発送にかかる費用などを処理する費用勘定をいう。

6. 支払手数料

   支払手数料とは、銀行の振込手数料・不動産業者に支払う仲介手数料などの手数料と弁護士・公認会計士・税理士などの外部の専門家に支払う報酬を処理する費用勘定をいう。

7. 支払報酬料（支払報酬・報酬）

   支払報酬料とは、支払手数料で処理する支払いのうち、報酬の支払いを処理する費用勘定をいう。

8. 支払保険料

   （複製）保険料とは、期間が1年以下の、役員や従業員を被保険者として掛け捨てで支払う生命保険や損害保険などの保険料（掛金）を処理する費用勘定をいう。

9. 支払家賃

   （複製）地代家賃とは、事務所・店舗・工場・社宅などの建物の家賃・共益費や、月極駐車場使用料その他土地の使用料など、建物や土地を賃借した場合に支払う賃料を処理する費用勘定をいう。

10. 支払家賃―会計処理

    （複製）不動産を賃借する場合には、賃料以外にいろいろな支出項目があるため、それぞれ適切な勘定科目を使用して会計処理を行う必要がある。

11. 事務用品費（事務用消耗品費）

    事務用品費とは、事務に関する消耗品の費用を管理するための勘定科目をいい、事務用消耗品費ともいう。事務に関する消耗品はその購入数・金額が多いため、消耗品費勘定とは別に、事務用消耗品として処理をする。ただし、特に事務用品費という科目は設けず、消耗品費として処理をしてもよい。