[経済]簿記勘定科目一覧表(用語集)

勘定科目を体系的に分類し、仕訳の仕方等を解説した会計の実務的マニュアルです。


事務用品費(事務用消耗品費)


事務用品費とは

事務用品費の定義・意味など

事務用品費(じむようひんひ)とは、事務に関する消耗品費用を管理するための勘定科目をいう。

事務用品費の別名・別称・通称など

事務用消耗品費

事務用消耗品費(じむようしょうもうひんひ)ともいう。

事務用品費の目的・役割・意義・機能・作用など

消耗品費は事務に関するものと事務以外のものに大別できるが、事務に関するものはその購入数・額が多いため、消耗品費勘定とは別に事務用消耗品として処理をする。

他の勘定科目との関係

消耗品費

事務用品費という科目は設けず、一般的に消耗品費として処理をしてもよい。

特に額が少額である場合など

ただし、この場合、補助科目(たとえば、「事務用品」など)を設けて管理したほうがよい。

事務用品費の範囲・具体例

事務用品費として処理をするものとしては、具体的には、次のようなものがある。

ソフトウェアのライセンス料なども10万円未満であれば消耗品費勘定で処理し、費用計上できる。

事務用品費の決算等における位置づけ等

事務用品費の財務諸表における区分表示表示科目

損益計算書経常損益の部>営業損益の部>販売費及び一般管理費>事務用品費

事務用品費の会計簿記経理上の取り扱い

取引の具体例と仕訳の仕方

取引

文房具現金で購入した。

仕訳

借方科目
貸方科目
事務用品費 ×××× 現金 ××××

事務用品費の務・法・制上の取り扱い

消費税の課・非課・免・不課(対象外)の区分

課税取引

消費税法上、事務用品費は課税取引に該当し、仕入税額控除の対象となる。



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