財政政策―経済安定化―デフレ対策―保護貿易
保護貿易とは
保護貿易の定義・意味など
保護貿易とは、国家が貿易に介入し、輸入品の国内流入を抑える貿易形態をいう。
『一目でわかる新政経ハンドブック 2010-2012』 東進ブックス、266頁。
保護貿易の具体例
関税障壁
輸入品に高率関税を賦課する。
『一目でわかる新政経ハンドブック 2010-2012』 東進ブックス、266頁。
非関税障壁
非関税障壁としては、輸入数量制限や検疫手続きの複雑化などがある。
『一目でわかる新政経ハンドブック 2010-2012』 東進ブックス、266頁。
保護貿易と関係する概念
反対概念・対概念
自由貿易
グローバリゼーション(グローバル化)
保護貿易の意義・役割・作用
国内産業の保護・育成
保護貿易は国内産業を保護・育成するために行われる。
『政治・経済用語集(改訂版)』 山川出版社、2009年、163頁。
機能的財政論
デフレ対策
デフレは供給過剰の状態なので、供給を抑制する政策もデフレ対策として効果的である。つまり、企業の生産性を向上させず、企業間の競争は抑制気味にすべきである。
競争を抑制すべきなので、グローバル化は制限した方が良い。つまり、保護貿易は実は供給過剰を抑制するデフレ対策になる。保護貿易はタブー視すべきではなく、デフレ時や失業者が大量に出ているときなどには正当化しうる。
中野 剛志 『目からウロコが落ちる 奇跡の経済教室【基礎知識編】』 ベストセラーズ、2019年、49-50項。
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