デフレーション(デフレ)
デフレーションとは 【inflation】
デフレーションの定義・意味など
デフレーションとは、個々の財(モノ)の価格下落にとどまらず、一般的な(モノ全体の)物価が継続的に下落する(裏を返すと、貨幣の価値が継続的に上昇する)ことをいう。
デフレーションの別名・別称・通称など
デフレ
デフレーションは略してデフレともいう。
デフレーションの意義・役割・作用
デフレスパイラル
デフレとは物価が継続的に下落する現象をいうが、裏を返すと、貨幣の価値が継続的に上昇するということである。
デフレとは、持っているおカネの価値が上がっていく現象なのである。
おカネの価値が上がっていくならば、人々はモノよりもカネを欲しがるようになるため、問題になる。
消費者であれば、モノを買わないでカネを貯め込み、企業であれば、投資をしないで貯蓄(内部留保すなわち現預金)を増やすということである。
こうして、貨幣価値が上昇するデフレになると、消費や投資はますます減退していく。
中野 剛志 『目からウロコが落ちる 奇跡の経済教室【基礎知識編】』 ベストセラーズ、2019年、28-29項。
デフレーションの原因・理由・要因
需要不足/供給過剰
デフレーションは経済全体の需要(消費と投資)が、供給に比べて少ない状態が続くので起こる。
中野 剛志 『目からウロコが落ちる 奇跡の経済教室【基礎知識編】』 ベストセラーズ、2019年、26項。
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