企業会計基準委員会(ASBJ)
企業会計基準委員会とは 【ASBJ】
企業会計基準委員会の定義・意味など
企業会計基準委員会(きぎょうかいけいきじゅんいいんかい)とは、公益財団法人財務会計基準機構が設置した、日本の会計基準の制定を行う民間組織である。
企業会計基準委員会の別名・別称・通称など
ASBJ
英文呼称の Accounting Standards Board of Japan を略して、ASBJと呼称される。
企業会計基準委員会の位置づけ・体系
会計基準の制定主体
企業会計基準委員会は、企業会計審議会とともに、日本の会計基準の制定主体である。
政府機関である企業会計審議会とは異なり、企業会計基準委員会は、民間主導で、日本の会計基準のルール化を行なうことを目的とする。
企業会計基準委員会の公表内容
企業会計基準委員会は、企業会計基準のほか、企業会計基準適用指針、実務対応報告の3つを公表する。
日本公認会計士協会会長声明「企業会計基準委員会の会計基準適用指針及び実務対応報告について」 http://www.hp.jicpa.or.jp/ippan/jicpa_pr/statement/files/01455-004727.pdf
企業会計基準委員会の根拠法令・法的根拠・条文など
企業会計基準委員会の歴史・沿革・由来・起源・経緯など
2001年(平成13年)7月26日設置
企業会計原則を含め、日本の会計基準は、旧大蔵省時代より企業会計審議会が、政府主導で制定・整備してきた。
しかし、民間主導で主体的に会計基準の開発を行うことが求められるようになった。
そこで、2001年(平成13年)7月26日に、民間の独立の機構として、公益財団法人財務会計基準機構が設立され、その中に会計基準の開発を推進する企業会計基準委員会が設置された。
そして、会計基準は企業会計基準委員会が中心となって制定するようになってきた。
2009年(平成21年)1月6日企業会計基準などに対するホームページの閲覧制限を撤廃
公表した企業会計基準については、企業会計基準委員会の会員に限り、ホームページで閲覧できるようになっていた。
しかし、2009年(平成21年)1月6日に、こうした閲覧制限が撤廃され、誰でも自由に閲覧できるようになった。
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