企業会計審議会
企業会計審議会とは
企業会計審議会の定義・意味・意義
企業会計審議会とは、金融庁長官の諮問機関として、「企業会計の基準及び監査基準の設定、原価計算の統一その他企業会計制度の整備改善について調査審議し、その結果を内閣総理大臣、金融庁長官又は関係各行政機関に対して報告し、又は建議」する審議会である。
金融庁組織令
第一節 企業会計審議会
第二十四条 法律の規定により置かれる審議会等のほか、金融庁に、企業会計審議会を置く。
2 企業会計審議会は、企業会計の基準及び監査基準の設定、原価計算の統一その他企業会計制度の整備改善について調査審議し、その結果を内閣総理大臣、金融庁長官又は関係各行政機関に対して報告し、又は建議する。
3 前項に定めるもののほか、企業会計審議会に関し必要な事項については、企業会計審議会令(昭和二十七年政令第三百七号)の定めるところによる。
企業会計審議会の趣旨・目的・役割・機能
企業会計審議会は、政府主導で、企業会計原則をはじめとする会計基準のルール化を行なってきた。
企業会計審議会の根拠法令・法的根拠・条文など
企業会計審議会は、金融庁組織令に基づき設置されている。
また、企業会計審議会に関し必要な事項については、企業会計審議会令に定められている。
企業会計審議会の経緯・沿革・歴史など
企業会計審議会は、旧大蔵省時代より、企業会計原則を含め、日本の会計基準を制定・整備してきた。
しかし、民間主導で主体的に会計基準の開発を行うことが求められるようになった。
そこで、2001年(平成13年)7月26日に、民間の独立の機構として、公益財団法人財務会計基準機構が設立され、その中に会計基準の開発を推進する企業会計基準委員会が設置された。
そして、会計基準は企業会計基準委員会が中心となって制定するようになってきた。
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