[経済]簿記勘定科目一覧表(用語集)

勘定科目を体系的に分類し、仕訳の仕方等を解説した会計の実務的マニュアルです。


リバランス―方法


(" 資産運用―方法―分散投資―分類―資産配分―リバランス―方法 "から複製)

リバランスの方法・手段・仕方・やり方

リバランスの方法には、大別すると、次の2つがある。

  1. 運用資産内で行う方法
  2. あらたに資投入をして行う方法

なお、実際のリバランスでは、運用方針の大枠に近くなればよく、厳密に当初の資産配分の割合どおりにならなくてもよい。

1.運用資産内で行う方法

値上がりした(時価評価額が増加した)資産を売却し、値下がりした(時価評価額が減少した)資産を購入することにより、運用資産内でリバランスを行うことができる。

この方法は、リバランスを通じて、結果的に、値上がりしたものを売り(これは利益確定といえる。利益確定は重要である)、値下がりしたものを買っていることになる、というメリットがある。

ただし、売買の際の各種手数料や売却益にかかる税金などコストが発生するというデメリットがある。

2.あらたに資投入をして行う方法

値下がりした(時価評価額が減少した)資産について、新たに資を投入して買い増すことにより、リバランスを行うことができる。

なお、資が不足している場合は、複数回にわたって買い増していけばよい。

また、積立投資積立投信等)の場合は、新たに資を投入するのではなく、積立額を調整することによってもリバランスを行うことができる。



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