資産運用―方法―分散投資―分類―資産配分(アセットアロケーション) - [経済]簿記勘定科目一覧表(用語集)

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資産運用―方法―分散投資―分類―資産配分(アセットアロケーション)



資産配分とは 【asset allocation

資産配分の定義・意味・意義

資産配分とは、投資の際に、国内株式、外国株式や国内債券、国外債権、そして、その他不動産、商品などのアセット(資産)レベルでの組み合わせの比率を決定する(配分する 割り振る)ことをいう。

 

資産配分の別名・別称

資産配分は、アセットアロケーションアセット・アロケーション)とも呼ばれる。

 

資産配分の具体例

資産三分法

伝統的な資産配分としては、資産を不動産、株式債券の3つに分ける、資産三分法がある。

 

国内債券+国内株式外国債券+外国株式

機関投資家の資産配分では、資産を次の4つの投資対象(金融商品)に所定の割合で配分する(組み合わせる)のが基本である。

  1. 国内債券(または日本債券ファンド国内債券ファンド))
  2. 国内株式(または日本株式ファンド国内株式ファンド))
  3. 外国債券(または外国債券ファンド
  4. 外国株式(または外国株式ファンド

つまり、資産の○%は国内債券に、○%は国内株式に、○%は外国債券に、○%は外国株式に、というかたちで、資産を配分する。

たとえば、年金などの標準的な資産配分の比率は、国内債券40%、国内株式30%、外国債券20%、外国株式10%と言われている。

 

そして、この割合により、安定運用型、積極運用型など資産運用の基本的な性格が決定されることになる。

また、この4つの組み合わせの応用型として、REITリート)やコモディティなども組み合わせたりもする。

 

資産配分の趣旨・目的・機能・役割(資産配分の効果)

分散投資の効果

資産配分は分散投資の効果がある。

なお、資産配分は分散投資とほぼ同義で使用されている場合もあるようである。

しかし、分散投資の概念のほうが資産配分の概念より広く、資産配分は分散投資の一例であると考えることもできる(私見)。

たとえば、分散投資には、資産分散以外にも時間分散(ドルコスト平均法など)などの手法があるが、資産配分は資産(アセット)レベルでの配分(組み合わせ)を意味する。

 

目標利回りの大枠の設定

投資信託などでは、資産配分の割合を決定することにより、目標利回り(つまり、運用成果。収益)の大枠が決定される。

つまり、先述したように、資産配分の割合の決定は、資産運用の基本的な性格を決定づけるので、資産配分は、ポートフォリオ(個別の投信金融商品の選択・選定)以上に重要である(大きな影響がある)。

投資信託の選び方・選びのポイント・選択(選定・比較)方法

 

資産配分と関係・関連する概念

類似概念
ポートフォリオ

資産配分は資産(アセット)レベルでの組み合わせを意味するのに対して、ポートフォリオとは、資産運用をする際の個々の金融商品の組み合わせをいう。

ただし、同義で使用されている場合もあるようである。

資産配分から派生する概念
リバランス

 



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