原価の分類・種類―標準原価
標準原価とは 【standard cost】
標準原価の定義・意味・意義
製品1単位の製造に必要な原材料、労働力などの費用を貨幣価値で表したものを原価というが、原価は実際原価と標準原価とに分類することもできる。
このうち、標準原価とは、原価要素の消費量について、科学的・統計的調査に基づいてあらかじめ算定された、製品1単位の製造に必要な原価をいう。
標準原価の目的・趣旨・機能
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標準原価の範囲
標準原価は、実務上は、予定原価も含める。
標準原価の反対概念
標準原価の反対概念は、実際に発生した原価・消費額である実際原価である。
標準原価の分類・種類
標準原価には、次のような種類がある。
- 理想標準原価
- 現実的標準原価
- 正常原価
- 基準標準原価
標準原価の位置づけ
原価計算のうち、標準原価によって、製品原価等を計算する方法を標準原価計算という。
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- 原価の構成要素―原価要素
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- 製造原価の形態別分類―材料費(原材料費)
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- 製造原価の形態別分類―労務費―賃金
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