製造原価の形態別分類―経費―外注加工費
外注加工費とは
外注加工費の定義・意味など
外注加工費(がいちゅうかこうひ)とは、製造業や建設業で、材料を供給して、製造工程や工事の一部を他の会社に委託する場合の費用(下請費(下請工賃)・加工費(加工賃))を処理する費用勘定をいう。
参考:駒井伸俊 『世界一使いやすい!勘定科目と仕訳の事典』 秀和システム、2007年、188項。
他の勘定科目との関係
外注費(業務委託費・外注工賃)
販売業(商業簿記)では、 外注費(業務委託費・外注工賃)勘定を用いる。
外注加工費の位置づけ・体系(上位概念等)
直接経費
外注加工費は、製造原価(工事原価)のひとつである経費(工業簿記)に計上される。
そして、経費(工業簿記)は、直接経費と間接経費とに分類されるが、外注加工費はこのうち直接経費に区分される。
ただし、外注加工費は業態によっては大きなウェートを占めるため、材料費、労務費、経費(工業簿記)につぐ第4の原価要素として区分されることもある。
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