インデックスファンド―構成方法―サンプル法―最適化法
最適化法とは
最適化法の定義・意味など
最適化法(さいてきかほう)とは、計量モデル等に基づきインデックスとの連動性を保てるように一部の銘柄を抽出し、ファンドのポートフォリオを構成する(ファンドを構成する銘柄を売買する)方法をいう。
三井住友トラスト・アセットマネジメント 販売用資料 『インデックスファンドの運用手法(完全法、準完全法)』
最適化法の位置づけ・体系(上位概念等)
インデックスファンドの構成方法
サンプル法
最適化法はインデックスファンドの構成方法のひとつであり、層化抽出法とともにサンプル法の一種として銘柄数が多く流動性に大きなばらつきがある国内債券・外国債券等に適する※。
※三井住友トラスト・アセットマネジメント 販売用資料 『インデックスファンドの運用手法(完全法、準完全法)』
インデックスファンドは、ファンドの基準価額が市場の特定の指数(インデックス)に連動するように運用されるが、基準価額をインデックスと連動させるための具体的なファンドの構成方法としては、次のようなものがある。
なお、たとえば、東証株価指数(TOPIX)をインデックスとしたインデックスファンドで完全法によりファンドを構成した場合には1795銘柄(2014年3月末時点)を購入することになるのに対して、最適化法では500銘柄程度になるという。
三井住友トラスト・アセットマネジメント 販売用資料 『インデックスファンドの運用手法(完全法、準完全法)』
最適化法のメリットとデメリット
最適化法のメリット
最適化法は完全法のようにインデックスを構成するすべての銘柄ではなくその一部を売買するので、純資産総額が小さくてもファンドを構成でき、かつ、ファンドを維持するためのコストも低くなる。
最適化法のデメリット
最適化法は完全法のようにインデックスを構成するすべての銘柄を売買するわけではないので、完全法と比較するとインデックスとの連動性は一般的には低下する(トラッキングエラーが大きくなる)といえる。
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