インデックスファンド―構成方法―完全法
完全法とは
完全法の定義・意味など
完全法(かんぜんほう)とは、インデックスを構成するすべての銘柄の時価構成比率に合わせて、ファンドのポートフォリオを構成する(ファンドを構成する銘柄を売買する)方法をいう。
完全法の位置づけ・体系(上位概念等)
インデックスファンドの構成方法
完全法はインデックスファンドの構成方法のひとつであり、国内株式・外国株式に適する※。
※三井住友トラスト・アセットマネジメント 販売用資料 『インデックスファンドの運用手法(完全法、準完全法)』
インデックスファンドは、ファンドの基準価額が市場の特定の指数(インデックス)に連動するように運用されるが、基準価額をインデックスと連動させるための具体的なファンドの構成方法としては、次のようなものがある。
完全法のメリットとデメリット
完全法のメリット
インデックスとの高い連動性
完全法はインデックスを構成するすべての銘柄の時価構成比率に合わせてファンドを構成する銘柄を売買するので、インデックスとの連動性は高い(トラッキングエラーが小さい)。
完全法のデメリット
相応の純資産総額
インデックスを構成するすべての銘柄を保有するには相応の純資産総額が必要となる。
売買コスト
時価構成比率が変更するたびに売買が発生するので、ファンドを維持するためのコストがかかる。
インデックスファンド - Wikipedia https://ja.wikipedia.org/wiki/インデックスファンド
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