[経済]簿記勘定科目一覧表(用語集)

勘定科目を体系的に分類し、仕訳の仕方等を解説した会計の実務的マニュアルです。


マクロ経済―金融―金融市場


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当カテゴリのコンテンツは以下のとおりです。全 21 ページあります。

  1. 金融市場

    金融市場(きんゆうしじょう)とは、資金を調達したり(資金調達)、運用したり(資産運用)する取引が行われる市場をいう。金融市場において、資金の需要者と供給者とが結びつけられ、資金の需要者にとっては資金調達の場として、資金の供給者にとっては資産運用の場として機能し、マネー経済の舞台となっている。
  2. 金融市場―相対取引型

    相対取引型の金融市場とは、市場ではなく、取引相手を特定して、つまり、相対(1対1。当事者同士が直接に、の意味)で資金の取引が行われる金融市場をいい、その代表例は、銀行への預金である。預貯金市場と貸出市場に大別される。
  3. 金融市場―相対取引型―貸出市場―貸出金利

    貸出金利とは、民間金融機関が企業や個人に資金を貸し出すときの金利をいう。長期貸出金利と短期貸出金利の2つに大別され、長期貸出金利は国債の金利を基準とする長期プライムレートを下限として、そして、短期貸出金利は無担保コールレート翌日物に連動する短期プライムレート(新短期プライムレート。なお、かつては公定歩合に連動していた)を下限として、それぞれ貸出先の信用(リスク)に応じて個別に決定される。
  4. 金融市場―相対取引型―貸出市場―貸出金利―プライムレート

    プライムレートとは、民間金融機関の企業に対する貸出金利のうち、東証一部に上場するもっとも信用力の高い一流企業、つまり、リスクの非常に小さな企業に適用されるものをいう。金利の自由化以前は、プライムレートは基準金利として他の一般の企業に適用される貸出金利の基準であり、そして、プライムレート自体は、長期国債の利回りを基準に、それにリスクプレミアム分の金利を上乗せするというかたちで決定されていた。
  5. 金融市場―相対取引型―貸出市場―貸出金利―プライムレート―長期プライムレート

    長期プライムレートとは、長期(返済期限1年超)のプライムレートをいう。
  6. 金融市場―相対取引型―利ざや

    (複製)利ざやとは、貸出金利と預金金利の差をいい、「銀行のもうけの素」となる。
  7. 金融市場―市場取引型

    市場取引型の金融市場とは、不特定多数が参加する市場で資金の取引が行われる金融市場をいう。市場取引型の金融市場の代表例としては証券市場があるが、この証券市場の場合であれば、証券取引所などで有価証券の発行・取得(発行市場)、売買(流通市場)が行われるというかたちで資金の取引が行われることになる。
  8. 金融市場―市場取引型―短期金融市場

    短期金融市場とは 短期金融市場の定義・意味・意義 短期金融市場とは、金融市場のうち、取引期間が1年未満の短期資金が取引される市場をいう。 短期金融市場の別名 マネーマーケット 短期金融市場は、マネーマ...
  9. 金融市場―市場取引型―短期金融市場―インターバンク市場

    インターバンク市場とは インターバンク市場の定義・意味・意義 インターバンク市場とは、短期金融市場のうち、市場参加者が金融機関に限定された市場をいう。 なお、インターバンク市場は、取引所のような建物・...
  10. 金融市場―市場取引型―短期金融市場―インターバンク市場―コール市場

    コール市場とは コール市場の定義・意味・意義 コール市場とは、インターバンク市場(←短期金融市場のひとつ)のうち、金融機関が相互に短期の資金貸借をする市場をいう。 なお、その短期資金の貸し借...
  11. 金融市場―市場取引型―短期金融市場―インターバンク市場―コール市場―無担保コール翌日物

    無担保コール翌日物とは 無担保コール翌日物の定義・意味・意義 無担保コール翌日物とは、コール市場において、無担保で借り、借りた翌日には返済するという超短期の資金貸借をいう。 無担保コール翌日物の位置づ...
  12. 金融市場―市場取引型―短期金融市場―オープン市場

    オープン市場とは オープン市場の定義・意味・意義 オープン市場とは、短期金融市場のうち、市場参加者が金融機関に限定されず、一般企業、証券会社、機関投資家、公的機関、個人などが自由に参加できる市場をいう...
  13. 金融市場―市場取引型―長期金融市場

    長期金融市場とは 長期金融市場の定義・意味・意義 長期金融市場とは、金融市場のうち、取引期間が1年を超える長期資金が取引される市場をいう。長期金融市場の別名長期金融市場は、資本市場(キャピタルマーケッ...
  14. 金融市場―市場取引型―長期金融市場―分類―証券市場(資本市場)

    証券市場とは、長期金融市場の代表例で、証券取引所を中心として、有価証券の発行と売買を通して資金の取引が行われる市場ををいい、資本市場ともいう。証券市場は発行市場と流通市場から成り、金融機関を通さないで直接的に外部資金を調達する直接金融のための市場である。その機能からは証券市場は発行市場と流通市場に、取引される有価証券の種類からは株式市場と債券市場(公社債市場)とに分類される。
  15. 金融市場―市場取引型―長期金融市場―分類―証券市場―分類―機能面―発行市場

    発行市場とは、証券市場のうち、有価証券の発行を通して資金の取引が行われる市場をいい、相対取引型の抽象的な市場である。発行者にとっては資金調達、投資家にとっては資産運用の機能を果たしている。
  16. 金融市場―市場取引型―長期金融市場―分類―証券市場―分類―機能面―流通市場

    流通市場とは、すでに発行された有価証券の売買を通して資金の取引が行われる市場をいい、証券取引所がこれにあたる。流通市場は発行市場が機能する前提になるとともに、市場原則にもとづく公正な証券価格を形成し、公示する役割を担っている。
  17. 金融市場―市場取引型―長期金融市場―分類―証券市場―分類―有価証券面―株式市場

    株式市場とは、株式の発行と売買が行われる市場をいい、資金調達と資産運用の機能を果たしている。通常は証券取引所の開設する市場を指すが、証券取引所のような建物・場所がある具体的な(見える)市場のほか、ネットワークで構成される抽象的な(見えない・バーチャルな)市場もある。
  18. 金融市場―市場取引型―長期金融市場―分類―証券市場―分類―有価証券面―株式市場―株価(株式相場)

    株価とは、株式市場で形成された株式の価格をいい、株式相場とも呼ばれる。株価に発行済株式数をかけたもの=時価総額は市場の会社に対する評価をあらわし、また、株価の動向が景気に大きな影響を与え、景気の先行指数ともいわれる。
  19. 金融市場―市場取引型―長期金融市場―分類―証券市場―分類―有価証券面―株式市場―株価―時価総額

    時価総額とは、株価に発行済株式数を乗じたものをいう。各銘柄の時価総額は現時点での会社の価格をあらわし、市場全体の時価総額は、株式市場がどの程度の規模を有しているのかを示す指標となる。
  20. 金融市場―市場取引型―長期金融市場―運営主体―証券取引所

    証券取引所とは 【Stock exchange】 証券取引所の定義・意味・意義 証券取引所とは、有価証券(主に株式と債権)の発行と売買を行うための証券市場※1が開設される施設※2である。 ※1証券市場...
  21. 金融市場―市場取引型―長期金融市場―運営主体―証券取引所―アメリカ―アメリカン証券取引所(AMEX)

    アメリカン証券取引所(AMEX)とは 【American Stock Exchange】 アメリカン証券取引所の定義・意味・意義 アメリカン証券取引所とは、米国の主要な証券取引所のひとつである。 AM...



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