［経済］簿記勘定科目一覧表（用語集）

国際収支―資本収支―投資収支―証券投資（間接投資）

証券投資とは

証券投資の定義・意味・意義

証券投資とは、国際収支の内訳のひとつとして、配当・利子といったインカムゲイン、売却益といったキャピタルゲインを得る目的で、外国の株式・債券を保有する投資をいう。

証券投資の別名・別称・通称など

間接投資

証券投資は間接投資とも呼ばれる。

証券投資の分類・区分

証券投資は、「株式」と「債券」の２つの項目に分類される。

1. 株式
2. 債券

証券投資と関係・関連する概念

反対概念・対概念

直接投資（海外直接投資）

証券投資と直接投資との区別・区分

区別基準

証券投資と直接投資との区別基準として、議決権の１０％を保有しているかなどがあり、国際通貨基金（ＩＭＦ）の国際収支マニュアルで定義されている。

証券投資の位置づけ・体系（上位概念）

投資収支

証券投資は投資収支の１つとして資本収支に位置づけられる。

国際収支は資本収支も含めて次の３つに大別され、さらに細分化されている。

1. 経常収支
   1. 貿易・サービス収支
      1. 貿易収支
      2. サービス収支
   2. 所得収支
   3. 経常移転収支
2. 資本収支
   1. 投資収支
      1. 直接投資
      2. 証券投資
      3. その他の投資
   2. その他資本収支
3. 外貨準備増減

統計

国際収支統計（国際収支表）