国際収支―経常収支―貿易・サービス収支―貿易収支
貿易収支とは
貿易収支の定義・意味・意義
貿易収支とは、国際収支の内訳のひとつとして、居住者と非居住者(外国人)との間の商品(モノ・財貨)の取引(輸出入=輸出-輸入)の収支をいう。
貿易収支の位置づけ・体系(上位概念)
経常収支
国際収支は経常収支も含めて次の3つに大別され、さらに細分化されている。
このうち、貿易収支はサービス収支とともに(両者をあわせて貿易・サービス収支という)経常収支のうち実体取引に伴う収支を示している。
貿易収支の趣旨・目的・役割・機能
日本では、1960年代後半の高度経済成長期に輸出依存型の経済が実現し、貿易収支の黒字が続いた。
しかし、2005年(平成17年)を境にして所得収支の黒字額が貿易収支の黒字額を上回るようになった。
特に、2008年(平成20年)に発生したサブプライムローン問題によるリーマンショック以降アメリカ向けの輸出が激減し、貿易収支は大幅に減少した。
これは、日本がモノを作って売る国から過去の資産を海外で運用して利益を得る国へと変化していることをあらわしているといえる。
統計
国際収支統計(国際収支表)
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