［経済］簿記勘定科目一覧表（用語集）

株式の分割（株式分割）

株式の分割とは

株式の分割の定義・意味など

株式の分割（かぶしきのぶんかつ）とは、既存の株式を細分化して株式数を増加させることをいう。

会社法
（株式の分割）
第百八十三条 　株式会社は、株式の分割をすることができる。

株式の分割の目的・役割・意義・機能・作用など

株価の引き下げ

株式の分割は、株式数（発行済株式総数）を増加させることで株価を引き下げ、もって次のような効果を生じさせることを目的とする。

• 当該株式の流動性を高める
• 合併の準備のためを比率を調整する

株式分割バブル

平成１８年１月４日前は、株式分割で新しく発行される新株の株券が流通するまでに約２カ月かかっていた。

そのため、その間新株の売買ができないことから品薄となり、投機的な売買が行われることもあり、株式分割により逆に急激な株価上昇が発生することもあった（Yahoo・ライブドアなど）。

資産・資本への影響

株式の分割は単に株式数を増やすだけで、会社の資産・資本への影響はない。

株式の分割の位置づけ・体系（上位概念等）

株式数の減少・増加

会社法上、株式数を減少・増加する方法としては次のようなものがある。

• 株式数の減少
  • 株式の消却
  • 株式の併合
• 株式数の増加
  • 株式の分割

株式の分割と関係する概念

反対概念・対概念

株式の併合