［経済］簿記勘定科目一覧表（用語集）

効率的市場仮説

効率的市場仮説とは

効率的市場仮説の定義・意味など

効率的市場仮説（こうりつてきしじょうかせつ）とは、金融市場においては、すべての市場参加者があらゆる金融商品に関してどんな情報でも瞬時に入手でき（＝効率的な市場）、金融商品の価格には世の中にあるすべての情報がすでに織り込まれている（反映されている）と考える仮説をいう。

この仮説によれば、たとえば、株価が動くのは会社の現在の業績のよしあしではなく、将来の業績が変わるという情報が入ったときで、株価が動くとすれば、新しい情報が入ってきたときだけということになる。

NHK Eテレ 『オイコノミア』 「株って何のため？投資の経済学！」 2015年11月16日放送

効率的市場仮説の目的・役割・意義・機能・作用など

効率的市場仮説は、株式投資をコイン投げと同じに扱うことである。

橘玲 『臆病者のための株入門』 文春新書、2006年、18頁。