［経済］簿記勘定科目一覧表（用語集）

委託（業務委託）

委託とは

委託の定義・意味など

委託（いたく）とは、一定の行為を他人に依頼することをいう。

有斐閣 『法律学小辞典』

委託の位置づけ・体系

法律関係の基礎

委託は委託者と受託者との間に信任関係が生じ、たとえば、次のようなさまざまな法律関係の基礎となる。

• 民法
  • 請負
  • 委任
  • 寄託
• 商法
  • 仲立（なかだち）
  • 問屋（といや）
  • 運送
• 手形法
  • 手形
• 信託法
  • 信託

参考：有斐閣 『法律学小辞典』

委託書のテンプレート

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委託の会計・簿記・経理上の取り扱い

会計処理方法

使用する勘定科目・記帳の仕方等

外注費（業務委託費・外注工賃）または給料手当

業務委託で支払った費用は外注費（業務委託費・外注工賃）勘定などで費用処理をする。

ただし、外注扱いは給与扱いに比べてさまざまなメリットがあるため、税務調査でも支払った費用が外注費なのか給料手当なのかがよく論点となるので注意を要する。

詳細については外注費のページを参照。

委託の税務・税法・税制上の取り扱い

消費税の課税・非課税・免税・不課税（対象外）の区分

原則

課税取引

消費税法上、業務委託で支払った費用は課税取引に該当し、仕入税額控除の対象となる。

例外

不課税取引

雇用契約を締結していなくても他の社員と同じように扱われ、実質的には給与と認められる場合には、不課税取引に該当する。