国民経済計算
国民経済計算とは 【National Accounts】
国民経済計算の定義・意味・意義
国民経済計算とは、1国の経済の全体像を体系的に記録するための経済統計をいう。
ただし、狭義では、国民所得勘定(後述)のみを指す。
国民経済計算の基準
国民経済計算体系(SNA)
国際連合が各国の経済を国際比較できるように国民経済計算の統一した基準=国民経済計算体系(System of National Accounts を略してSNAともいう)を定めている。
各国はこの基準に基づいて国民経済計算を作成する。
国民経済計算の趣旨・目的・役割・機能
会計原則
国民経済計算は、1国の経済の会計原則であり、企業の財務諸表作成における企業会計原則に相当するものである。
国民経済計算年報は、日本経済をマクロでみるためにもっとも適したテキストといえる。
国民経済計算の構成・体系・内容
1968年(昭和43年)の国際連合において採択された68SNA以降、国民経済計算は次の5つの勘定から構成される。
このうち、たとえば、国民所得勘定と国民貸借対照表については、内閣府ホームページの「国民経済計算確報」(http://www.esri.cao.go.jp/jp/sna/kakuhou/kakuhou_top.html)で最新年度の情報が公開されている。
国民経済計算の性格・性質
二次統計(加工統計)
国民経済計算は典型的な二次統計である。
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