［経済］簿記勘定科目一覧表（用語集）

資金循環勘定

資金循環勘定とは 【Flow of Funds Accounts】

資金循環勘定の定義・意味・意義

資金循環勘定とは、フローである国民経済の金融取引（金融資産・負債の変動。実物取引の裏側にある、または実物取引とは独立した資金の流れ）とストックである金融資産・負債残高を制度部門（家計・一般政府・非金融法人企業・金融機関・対家計民間非営利団体）別・金融取引項目別に記録する勘定をいう。

資金循環勘定の位置づけ・体系

国民経済計算の構成要素

資金循環勘定は国民経済計算を構成する次の５つの勘定のひとつである。

1. フロー
   1. 国民所得勘定
   2. 産業連関表
   3. 資金循環勘定
   4. 国際収支表
2. ストック
   1. 国民貸借対照表

資金循環勘定の統計

資金循環統計

日本銀行「資金循環統計」 http://www.boj.or.jp/statistics/sj/index.htm/

国民経済計算確報

• 内閣府ホームページ「国民経済計算確報」 http://www.esri.cao.go.jp/jp/sna/kakuhou/kakuhou_top.html
  • フロー編（付表）「（２５）金融資産・負債の変動」
  • ストック編の付表「７．金融資産・負債の残高」

日本銀行作成の資金循環統計を基礎とする。