企業会計原則―一般原則―真実性の原則
真実性の原則とは
真実性の原則の定義・意味など
真実性の原則(しんじつせいのげんそく)とは、企業の財政状態と経営成績に関して、真実の報告を提供するものでなければならないとする原則をいう。
企業会計原則
第一 一般原則
一 企業会計は、企業の財政状態及び経営成績に関して、真実の報告を提供するものでなければならない。
真実性の原則の位置づけ・体系(上位概念等)
企業会計原則の一般原則
真実性の原則は企業会計原則の一般原則の第一原則になる。
企業会計原則の一般原則は次の7つの原則からなる。
なお、企業会計原則注解1で、一般原則ではないが、それに準ずる原則として、さらに「重要性の原則」があげられている。
真実性の原則の目的・役割・意義・機能・作用など
真実の解釈については、絶対的真実と相対的真実とがあるが、会計処理の原則や手続きを継続して適用することを通じて確保される(→継続性の原則)相対的真実で足りると解されている。
参考:日本経済新聞社 『会計用語辞典』 日本経済新聞出版社、1978年、106頁。
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