対外資産負債残高
対外資産負債残高とは
対外資産負債残高の定義・意味・意義
対外資産負債残高とは、ある時点で居住者が海外に保有する金融資産(対外資産)と、非居住者が日本国内に保有する金融資産(対外負債)の残高を記録した統計
をいう。
引用元:日本銀行のホームページ『「国際収支統計」の解説』 http://www.boj.or.jp/statistics/outline/exp/exbs02.htm/
対外資産負債残高の趣旨・目的・役割・機能
対外純資産(対外純負債)・債権国(債務国)
対外資産から対外負債を差し引いた金額がプラスの場合を対外純資産、マイナスの場合を対外純負債という。
そして、プラスであれば債権国、マイナスであれば債務国ということになる。
対外資産負債残高の根拠法令・法的根拠・条文など
外国為替及び外国貿易法
対外資産負債残高は、外国為替及び外国貿易法の規定に基づく。
外国為替及び外国貿易法
(対外の貸借及び国際収支に関する統計)
第五十五条の九 財務大臣は、政令で定めるところにより、対外の貸借及び国際収支に関する統計を作成し、定期的に、内閣に報告しなければならない。
対外資産負債残高の位置づけ・体系
貸借対照表
国際収支統計が企業会計における損益計算書に相当するのに対し、対外資産負債残高は貸借対照表に相当する。
対外資産負債残高の公開
作成
財務省・日本銀行
対外資産負債残高は、国際収支統計と同じく、外国為替及び外国貿易法の規定に基づき、財務大臣から委任を受けて、日本銀行が作成(集計・推計)している。
公表・発表時期
毎年
対外資産負債残高は、翌年5月末までに閣議報告が義務づけられていて、閣議報告後に速やかに財務省と日本銀行が共同で公表する。
たとえば、2013年(平成25年)は、5月28日に公表されている。
四半期
参考として、各四半期末における主要項目の一次推計を翌四半期の最後の月に、そして、二次推計を翌々四半期の最後の月に公表している。
公開方法
インターネット
統計資料
- 国際収支統計季報
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