インターネット
インターネットとは 【internet】
インターネットの定義・意味など
インターネットとは、広義では、ネットワークのネットワークという意味で、複数のコンピュータを接続したネットワークどうしを接続したネットワークをいう。
しかし、通常は、TCP/IPという通信プロトコルにもとづく世界規模のネットワークをいう。
小学館 『日本大百科全書』、平凡社 『世界大百科事典』
インターネットの特色・特徴
オープンシステム
インターネットはオープンシステムで、その範囲はたえず変動し増殖し続けている。
小学館 『日本大百科全書』
インターネットと関係する概念
類似概念・類義語
LAN・WAN
インターネットのようなコンピュータネットワークには、LAN(同一組織内で用いられるネットワーク。local area networkの略)やWAN(公衆回線網を利用してLANを接続した広域ネットワーク。wide area networkの略)もあるが、これらはインターネットと異なる通信プロトコル(NetWare等)にもとづくクローズドシステムである。
インターネットの一部となっている場合も多い。
インターネットと間違いやすい概念
Web
Web(ウェブ。World Wide Web。WWW)はインターネットと混同されている場合があるが、文書の閲覧システムをいい、インターネットとはまったく別の概念である。
私たちが普段インターネットを使ってみているのがまさにWeb
である。
苫米地英人 『超ネット社会の成功術』 コグニティブリサーチラボ株式会社、2013年。
インターネットの位置づけ・体系(上位概念等)
インフラ
インターネットは水道、電気、ガスと同じくインフラのひとつになっている。
インターネットの歴史・沿革・由来・起源・経緯など
インターネットはアメリカ国防総省が1969年に構築した実験的な軍事用ネットワーク「アルパネット(arpanet)」から発展したもので、大学・研究機関等も接続し広く利用されるようになった。
そして、1989年に商用に開放され(日本では1992年)、また、1993年にブラウザ「Mosaic(モザイク)」が出現すると、世界的に爆発的な勢いで普及が始まり、全世界を網羅するネットワークに成長した。
岩波書店 『広辞苑 第六版』、三省堂 『スーパー大辞林』、小学館 『日本大百科全書』など
インターネットの手続き
インターネットの利用には、インターネット回線のほか、インターネットに接続された機器(PCなど)に一意に割り当てられるIPアドレス(グローバルIPアドレス)が必要になる。
電話を利用するには、電話回線のほか、電話機に一意に割り当てられる電話番号が必要になることと同じである。
したがって、インターネットの利用を開始するには、回線事業者(キャリア)とプロバイダの2つの事業者と契約しなければならない。
インターネットの接続料金の会計・簿記・経理上の取り扱い
会計処理方法
使用する勘定科目・記帳の仕方等
通信費
インターネットの利用に係る費用には、インターネット回線の使用料とプロバイダ料があるが、これらは通常、通信費勘定の借方に記帳して費用処理をする。
なお、インターネット回線の使用料とプロバイダ料が込みで請求される場合もあるが、この場合もまとめて通信費勘定で処理をする。
また、インターネットの利用を開始するにあたり、初期費用としてかかる専用回線の開設に係る工事費やプロバイダの入会料等については、税法上、繰延資産に該当する(法人税法施行令第14条1項6号ハ)が、これも20万円未満の少額繰延資産として通信費勘定で処理をしてよい。
管理
補助科目の作成
インターネットの接続料金は電話代など他の通信費と区別して管理するために補助科目を作成すると便利である。
取引の具体例と仕訳の仕方
通信費 | ×××× | 普通預金 | ×××× |
インターネットの接続料金の税務・税法・税制上の取り扱い
消費税の課税・非課税・免税・不課税(対象外)の区分
課税取引
消費税法上、インターネットの接続料金は課税取引に該当し、仕入税額控除の対象となる。
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