景気―経済成長―経済成長率
経済成長率とは 【economic growth rate】
経済成長率の定義・意味など
経済成長率(けいざいせいちょうりつ)とは、一定期間(四半期または1年間)に国の経済が成長する=経済規模が拡大する割合をいう。
経済成長の「経済」は国内総生産(GDP)を指すので、経済成長率は、具体的には、国内総生産(GDP)の伸び率ということになる。
経済成長率の目的・役割・意義・機能・作用など
経済成長の指標
経済成長率は経済成長のスピードを表し、その指標とされる。
人間の身体的成長は身長や体重で測るが、経済の成長は、国内総生産GDPの伸び率―経済成長率―で計るのがふつうである。
『理解しやすい政治・経済(改訂版)』 文英堂、172頁。
景気の指標
一般に「景気がよい」という状態は、経済成長率が高い状態をいう。
美和卓 『20歳からの金融入門』 日本経済新聞出版社、2009年、41頁。
経済成長率の分類・種類
国内総生産(GDP)に名目国内総生産(名目GDP)と実質国内総生産(実質GDP)があることに対応して、経済成長率にも次の2つの種類がある。
経済成長率の構成
国内総生産(GDP)は内需と外需から構成されることから、次のような関係が成立する。
現在のページのサイトにおける位置づけ
現在のページが属するカテゴリ内のページ一覧[全 5 ページ]
- 景気
- 景気―経済成長
- 景気―経済成長―経済成長率
- 景気―経済成長―経済成長率―名目経済成長率(名目成長率・名目GDP成長率)
- 景気―経済成長―経済成長率―実質経済成長率(実質成長率・実質GDP成長率)
現在のページが属するカテゴリのサイトにおける位置づけ
- ホーム
- 経済学
- 基礎概念・基本概念
- 経済主体
- 経済主体―企業
- 経済主体―企業―分類―株式会社
- 経済主体―企業―分類―非営利法人
- 経済主体―企業―分類―非営利法人―一般法人
- 経済主体―企業―企業結合
- 貨幣・通貨
- 経済体制―市場経済(資本主義の前提)
- 経済体制―資本主義
- 経済体制―資本主義―資本
- マクロ経済―基本概念
- マクロ経済―国富と国民所得―国富(ストック)
- マクロ経済―国富と国民所得―国民所得(フロー)
- マクロ経済―国富と国民所得―国民所得(フロー)―GDP
- マクロ経済―景気変動
- マクロ経済―需要と供給
- マクロ経済―金融
- マクロ経済―金融―金融市場
- マクロ経済―金融―金融市場―役割―資金調達と資産運用
- マクロ経済―金融―金融市場―証券市場―株式市場―株式
- マクロ経済―金融―金融市場―証券市場―株式市場―株式―消却・併合・分割―株式分割
- マクロ経済―金融―金融市場―証券市場―株式市場―取引
- マクロ経済―金融―金融機関
- マクロ経済―金融―金融機関―中央銀行
- マクロ経済―金融―金融機関―市中金融機関
- マクロ経済―金融―金融機関―公的金融機関
- マクロ経済―金融―金融政策
- マクロ経済―財政
- マクロ経済―物価
- 経済事象の相関関係・原因と結果・因果関係
- 経済学