［経済］簿記勘定科目一覧表（用語集）

定額法（減価償却の方法のひとつとしての）

（" 減価償却費の計算―③減価償却の方法（償却方法）―普通償却―定額法 "から複製）

定額法とは 【straight-line method】

定額法の定義・意味・意義

定額法とは、毎期一定額の減価償却費を計上して費用化するという減価償却資産の償却方法をいう。

つまり、定額法では、償却費の額が毎年同額となる。

定額法による算定・算出・計算方法

定額法では、減価償却費を次の計算式で算定する。

定額法による減価償却費＝取得価額×耐用年数に応じた定額法による償却率

償却率については、「減価償却資産の耐用年数等に関する省令」の別表第七・第八で規定されている。

定額法の位置づけ・体系

定額法は、固定資産について行う減価償却の方法（減価償却資産の償却方法）の一つである。

定額法以外にも、次のような減価償却の方法がある。

• 定率法
• 生産高比例法
• リース期間定額法
• 取替法

定額法のメリットとデメリット（特色・特徴）

定額法のメリット・長所・利点・有利な点

定額法の計算はシンプルである。

定額法のデメリット・短所・欠点・弱点・不利な点

定額法では、償却費の額が原則として毎年同額となるが、これは固定資産の実際の減価を反映していない場合があるとされる。

減価償却の計算方法（減価償却資産の償却方法）の届出手続き・手順

次のページを参照。

減価償却の計算方法―届出手続―個人の場合

減価償却の計算方法―届出手続―会社の場合