［経済］簿記勘定科目一覧表（用語集）

関係会社―関連会社

関連会社とは

関連会社の定義・意味など

関連会社（かんれんがいしゃ）とは、他社に議決権の２０％以上５０％以下を所有され、財務、営業、事業の方針の決定に重要な影響を及ぼされている会社をいう。

会社計算規則
（定義）
第二条　…
３ 　この省令において、次の各号に掲げる用語の意義は、当該各号に定めるところによる。
…
十八 　関連会社　会社が他の会社等の財務及び事業の方針の決定に対して重要な影響を与えることができる場合における当該他の会社等（子会社を除く。）をいう。

財務諸表等の用語、様式及び作成方法に関する規則
（定義）
第八条　…
５ 　この規則において「関連会社」とは、会社等及び当該会社等の子会社が、出資、人事、資金、技術、取引等の関係を通じて、子会社以外の他の会社等の財務及び営業又は事業の方針の決定に対して重要な影響を与えることができる場合における当該子会社以外の他の会社等をいう。

関連会社の位置づけ・体系（上位概念等）

関係会社

関連会社は関係会社のひとつである。

関係会社は次の種類に分類される。

• 関係会社
  • 親会社
  • 子会社
  • 関連会社
  • 自社が他社の関連会社である場合の当該他社

なお、税法上はこうした区分はない。

ただし、これに類似する関係法人株式等という概念がある。

袴田 正美,袴田 幸江 『経理 勘定科目のことがよくわかる事典』 西東社、2007年、106項。

関連会社の会計・簿記・経理上の取り扱い

会計処理方法

使用する勘定科目・記帳の仕方等

投資有価証券・関係会社株式・関連会社株式

関連会社の株式を取得した場合、これを処理するには投資有価証券（または関係会社株式もしくは関連会社株式）勘定を使用する。