投資信託―分類―運用方法による分類―アクティブファンド―分類―グロース型
グロース型とは
グロース型の定義・意味・意義
グロース型とは、アクティブファンドにおいて、その株式投資信託の運用方法・手法の一つとして、企業の「成長性」に着目して銘柄を選択するというタイプの投資信託をいう。
つまり、企業の将来的な成長により、株価の上昇が見込める銘柄に投資するという運用スタイルの投信である。
ちなみに、グロースとは、英語の growth(成長)である。
グロース型の別名・別称・通称など
グロース型の投信は、グロースファンド、グロース型ファンドなどとも呼ばれる。
グロース型と関係・関連する概念
反対概念
バリュー型(バリューファンド)―グロース型との関係・比較・違い
一般的に、グロース型に相対するタイプの投信がバリュー型とされている。
この関係は、株式投資の世界における、グロース投資(=成長株投資)とバリュー投資(=割安株投資)の関係に相当するものといえよう。
グロース型で着目する「成長性」は、たとえば、株価純資産倍率(PBR)によって定義される。
すなわち、PBRの高い銘柄が「グロース」、低い銘柄が「バリュー」と定義される。
さらに、株価純資産倍率(PBR)に加えて、株価収益率(PER)も使用し、グロース型とバリュー型を分類している場合もある。
グロース型の位置づけ・体系
インデックス(ベンチマーク)を上回る運用成績をあげることを目標とするアクティブファンドは、その運用方法・手法により、株式投信投信では、たとえば、次のような種類に分類されている。
グロース型の実績・実態・実情
実際には、投資信託でグロース型やバリュー型といった運用方法が使用されている例は少ないと言われている。
ただし、年金運用では広く利用されている。
また、運用成績も、日本では、バリュー型のほうがグロース型よりも上回ってることが多かったと言われている。
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