経済―分類―実体経済(実物経済)
実体経済
実体経済の定義・意味など
実体経済(じったいけいざい)とは、商品(モノとサービス、そしてヒト※)とマネー(貨幣・通貨・お金)が同価値で交換される(商品の対価としてお金が支払われる)経済をいう。
※経済学では、ヒトも労働力という商品とみなす(→労働力市場)。
マネーは市場経済における商品の媒介物であり、その基本的機能は次の2つである。
つまり、貨幣は、商品という実物との交換のために使用されるのが基本である。
たとえば、日常生活では、モノやサービスという実物の商品の提供を受けるために、マネーと交換する(消費)。
また、消費だけでなく、会社・企業などが行う投資についても、その対象は基本的にはモノやサービスとヒトで、やはり実物である。
実体経済の別名・別称・通称など
実物経済
実体経済は実物経済ともいう。
実体経済の位置づけ・体系(上位概念等)
経済
経済は次の2つに大別される。
- 実体経済(実物経済)
- マネー経済
実体経済の指標
GDP
実体経済はGDPなどで計測される。
実体経済の側面
生産・分配・消費
実体経済には、次の3つの側面があり、これらはマネー(つまり、GDPなど)でみると等しくなる(→三面等価の原則)。
- 生産
- 分配
- 消費
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